2011年2月3日木曜日

千佳世は生きる。

僕がお会いした女性で
何か特別な力を持っていると
思う人が2人います。

1人は以前このBlogで
紹介したことのある
宮崎千通子さん。

JR福知山線脱線事故で
最も被害の大きかった
2両目に乗車してながら
奇跡的に一命を取り留めた方です。

今もBlogを通じて
色んな想いや夢に向う姿を
発信しています。

このblogからも
リンクさせてもらっています。

そしてもう1人。

酒井千佳世さん。

数年前に悪性の腫瘍が
体にできるガンを発症。

国内でも数件しか症例のない
その病気と向き合い、
生きることの素晴らしさを
SNSサイトに書かれている
「闘病日記」を通じて教えてくれています。

これまでに沢山の奇跡を
経験してきた千佳世さん。

その奇跡は僕の薄っぺらい言葉では
言い表せられません。

「闘病日記」には、
近況報告や彼女の心境が
ありのままの言葉で綴られています。

病院での様子。
旦那さんとの幸せな日常。

本当にその一言ひとことに
魂が宿っているといつも思います。

「言霊」という表現がありますが、
まさにその言葉が当てはまります。

彼女の想いや言動はインターネットという
世界を超えて、僕達1人ひとりの
心に突き刺さります。

心から励ましたいと想う気持ち。

逆に彼女の生きる姿勢に勇気づけられ、
自分自身のいたらなさを痛感する気持ち。

彼女の「闘病日記」を見るたびに
色んな思いが交錯します。

そして彼女が強く願うように、
日々を大切に生きようと
その日記を見るたびに
自分自身も深く心に刻みます。

先日、毎日新聞の朝刊に
「千佳世は生きる。」というタイトルで
千佳世さんの記事が掲載されました。

次回の掲載予定は2月11日です。

多くの方々に
彼女の生きる想いに
触れて欲しいなと思います。

そうそう、実は千通子さんと
千佳世さんは友達なんです。

僕が千通子さんの本を読んで
これは千佳世さんに通じるものが
あると思い、本の紹介をしました。

千佳世さんはこの本に大変共感し、
お互いの連絡先を教えあって
今では仲の良い友人として
お付き合いをしています。

千通子と千佳世。
名前も似てますしね!

僕はこの2人のキューピットとして
お役に立てたのが今でも自慢の一つです。

千佳世さんが起こす奇跡。

僕自身は何一つできませんが、
これから先に必ずおこる奇跡を信じています。