2007年12月21日金曜日

中村天風

よく読む本の中に中村天風さんの本があります。

中村天風さんは明治9年生まれ。
華族に生まれながら軍事探偵となり、満州へ。

そして、死病を治すために欧米からインドへ。
その間、コロンビア大学で医学を学び、日本人初の
ヨガ直伝者となりました。

帰国後、東京実業貯蔵銀行頭取、大日本製粉重役となるも、
突如一切の地位を投げ打ち、大道説法に転じます。

たまに取り出して読む本はその天風さんの
半生から得た哲学が書いてあります。

松下幸之助さんもこの天風さんを心服していたそうです。

内容的にも少し似ている部分もありますが。
しごく当たり前のことを言っているのですが、
それを実行に移すことはとても難しいことだと思います。

1度しかない人生。
喜怒哀楽も自分の心次第。

心のあり方、使い方。
それを自在に操ることができるのなら
もっと素晴らしい人生になるでしょうね。

そんな境地には程遠いですが、
せめて、心は常に喜びと楽しみに満ち溢れたものにしたい、
そして、そんな心を積極的に持ち続けたいものですね。