2011年1月13日木曜日

寝かせてみる

最近読んだビジネス系の読み物で
確か「寝かせる」をキーワードにした
コラムを読みました。

以前東レ経営研究所の
佐々木氏の講演を聞いた際に
仕事を効率よく進めるヒントとして
「時には寝かせてみる」と言っていたことも
思い出したので少し書いてみることにします。

この「寝かせる」の事例として、
アウディを事例に出していました。

アウディでは、商品企画者?もしくはデザイナーから
出てきたアイデアを一旦お蔵入りにするそうです。

そうやってしばらくいわゆる「熟成」期間を設け、
もう一度そこから取り出してみる。

そうすると、当初の構想段階から
様々な点に気づき、そして改善を繰り返すそうです。

そうやって寝かせてきたモノが
現在のあの普遍的なデザインなんですね。

これは自分自身のシゴトに
置き換えてみてもかなり納得できる内容だと思います。

効率よくシゴトをしようと意気込みあまり、
スピードばかりを重視すると
内容に不備ばかり目立ち、
やり直しをするハメになり、
結果として効率よくシゴトをするという
目的が達成できないということが
しばしば見受けられます。

手段と目的が入れ替わる
悪い事例の一つですな。

でも、この「寝かせる」ということは、
納期が差し迫ってくる中では、
本当に勇気のいることですよね。

でも、先の事を考え、
少し立ち止まり、本当でこれで良いのか?
もう少し改善点があるのでは?
と少し心に引っ掛かったら
一度寝かせてみることを
今年は心がけたいなと思います。

でも、この「寝かせる」と直接関係ないかもしれませんが、
夜むっちゃ熱い事を考えて自分の会社アドレスにメールして
朝出社して見たらむっちゃ恥ずかしい内容だったというのが
ワタクシ、結構あります。笑

これももっと寝かせるべきでしょうかね。。
誰かアドバイスください。笑