2010年10月29日金曜日

ベンチプレッサー

ケツ・ハラストレングスコーチが来てから、
まともなベンチプレスをしない日々が続いています。

そんな事をウエイトルームで
想い出しながらふと自分自身の
過去を振り返ってみました。

平安高校時代、
そして立命館時代・・・。

・・・。
残念ながら相当なベンチプレッサーでした。
3度の飯よりベンチプレスでした。

特に立命館時代、
僕と当時主将だったコニタンは
ベンチプレスのMAX数値を常に競っていました。

1.25kgのプレートを巧みに操り、
僅差での勝負をモノにしたり、
MUSASHIのクアンを
大さじ3杯飲んで粉を
口の周りにつけながら
誇らしげに微笑んだりしてました。

いや、もちろんニーも飲んでましたよ。

当時2人で
MAX165kgまで挙げていたのですが、
先に彼がなんと175kgを成功させたのです。

当時、現場にいなかった僕は
相当悔しくなり、その時の様子を
チームメイトに聞きました。

「コニタン、相当気合入っててなー。」

ふむふむ。

「まず、愛用のスエットトレーナーを
丁寧に折りたたみ、それを胸の上に置き・・・・。」

・・・。この時点でアウトでしょう。

「手の幅はバーの端から端までを握り・・・。」

・・・。胸に落としてから挙げる距離最短です。

「腰を最大限に浮かせ・・・。」

もはやベンチプレスではなーい。

でも、
そんな状態でも
挙げたモン勝ちです。

その日から、しつこく彼は、
「俺は175kg挙げたで。お前は165kgやろ?ククッ。」
と耳元でささやくささやく。

なんでこんなにベンチプレスで
苦しい想いせなあかんのやろ。

って思いました。笑

そんな僕も彼より少し遅れて
175kgを挙げることに成功しました。

ちなみに僕はスエットトレーナーではなく、
厚手のタオルです。笑

でも当時、ストレングスコーチだった
仲田ケン氏についてもらったので
コニタンも渋々認めてくれました。

懐かしのベンチプレッサー時代でした。

っていうか2人とも胸の上に
そんなん乗せてたらアウトですよね。

なんしかこだわってたなー。

でも、そんなこだわりも
今の自分を形成する上では、
大事なことやったなって
ちょとだけ思います。

ちょっとだけね。笑