2010年9月19日日曜日

最高の涙

以前に雑誌「Number」で
“アスリートの本棚”という
特集がありました。

少し気になったので
本屋さんでパラパラと読んでいたのですが、
そこにテレビ東京の大橋アナと
カーリングの本橋さんが
お勧めの本をお互いに5冊紹介している
ページがありました。

そこにこの標題の本が
あったんですよ。

著者はアナウンサーで
現在もプロゴルファー宮里藍さんを
取材されている安藤幸代さんです。

そして、我がインパルスチアの
安藤さんの妹さんです。

その話を以前練習ですれ違った時に
お話をさせてもらい、
今度是非読んでみますよ~ってなことを
言っていたら・・・。
なんと先日その本を頂きました。

催促をしたみたいで
大変恐縮です・・・。

早速出張時の往復で
食い入るように読ませてもらいました。

内容は安藤さんが宮里藍選手と出会い、
そして彼女がアメリカツアーで優勝をするまでの
軌跡を綴ったものです。

僕自身、宮里藍選手が
ここまで自分自身のゴルフと向き合い、
そして苦しみながらも一つひとつ
プロセスを踏み続けながら
結果を出してきたことは全く知りませんでした。

そんな彼女のナマの言葉が
この著書には沢山表現されており、
凄く共感できる部分や、勉強になる部分も
沢山ありました。

宮里藍といえば、
物凄く強靭なハートの持ち主という
イメージがありますが、
実際は凄く繊細で、スランプにもなり、
ごく普通にプレーすることを恐れることも
あったとのことです。

このごく普通にプレーすることが
恐いという心境なんかは
かなり理解できます。

一度何かのプレーで失敗をしてしまうと
その時の記憶や状況がカラダに
染み付いてしまい、以前なら簡単に
何の迷いもなく出来ていたことが
ある日を境にそれを恐れてしまうことがあります。

それを乗り越えていく過程は
相当辛かったと思いますが、
エグい程練習していたんですね。
彼女。凄いわ。

そして安藤さんも宮里藍選手に負けないぐらい
魅力的な女性であることもこの本で知りました。

かなりおもしろいエピソードもあり、
宮里選手のみならず、安藤幸代さんの
芯の強さや新しいことに躊躇なくチャレンジする
姿勢からも学べる事は沢山ありました。

なんしか、あっという間に
読める本です。

皆様も是非。

オマケ。

本を読もうと思い、
ページをめくった時に
直筆メッセージを発見。

















お心遣い本当に感謝です・・・。
お世話なんてとんでもないです・・・。

とりあえず自慢しときますわ。笑
安藤姉妹さん、本当にありがとうございました。