2016年7月8日金曜日

日本代表vs米国代表

連日の猛暑日。

個人的には暑い日はテンションがあがりますが、
現役選手にとってはたまらないですね。

練習をしていると汗の量が尋常ではないくらい
吹き出してきます。

ウエイトルームも汗と梅雨の湿気で
えげつないことになっています。笑
あー。懐かしい。

そんな日々が次第に遠ざかり、
頭の中の記憶の奥の方へいこうとしますが、
ふとした時に蘇ってきますね。

そんな中、最近SNSでよく見かけるのが、
アメリカンフットボールU19日本代表の活躍。

先日は惜しくも米国代表と試合をして
前半は6対9とかなり善戦。

最終的なスコアはひらきましたが、
凄く健闘したのではないかと思います。

思えば、今は面影もなくなりましたが、
私も日本代表のはしくれとして
日本の歴史上、はじめて米国代表と
2007年W杯決勝で戦いました。

あの時は前日に台風が来ており、
皆、試合に集中しようとしますが、
台風のことも気になり、なんとなく
浮き足立った状態だっと思います。

そんな中で、当時監督だった阿部さんが
「台風でも試合はある。腹をくくれ。」
そのような言葉を皆が毎日確認するホワイトボードの
真ん中に大きく書かれていましたことを
今でも強烈に思い出します。

そして覚悟を決めたメンバーはそこに署名をしていけ。と。
選手・スタッフを含めて全員がそこに名前を記載した
記憶があります。それでチームは一つになりました。

試合はオーバータイムで惜敗しましたが、
そこから米国代表に勝てたことはありません。

ワッキーこと脇坂さんとも話をしていましたが、
昨年米国で実施された世界選手権に出場していた
米国代表のOLはマジでハンパなく強く、
過去最強だったと行っていました。

もちろん、米国代表といっても
NFL選手は1人としていない状況ですが、
それでも日本人が対戦していく中では
これまで経験したことのないヒット、スピード、
圧力を経験することになります。

そういった意味ではU19はまだ若く、
そこまで力の差はないかなと思ったのですが。
また次回に期待したいですね。

今回U19には母校平安から立命にいった
2人のラインマンも選出されていました。

凄いことです。

3~4ヶ月前までは高校生。
昨年も残念ながら関西大会には
出れませんでしたから公式戦で対戦した
相手は京都府内の高校生。

それが大学生になって4ヵ月後。
異国の地で日の丸を背負って
同世代の米国代表と試合を行う。

凄くないですか?
これって素晴らしい経験ですよね!

自分に置き換えてみて考えたのですが、
ありえない経験ですね。

大学一回生の7月って
何してたやろ?

・・・・。あー。
平成BOWLで急遽先輩の
山下さんが怪我で欠場して
先発で出ることになり、
対面の陸軍士官学校(ARMY)の
2mくらいある外国人OLに
ボコボコにされていた嫌な
記憶を思い出しました。笑

いやー!羨ましいし、どんどん今回の
経験を糧にして成長をして欲しいと感じています。

いつかカレッジやNFL選手を擁する
米国代表と対等に戦える日が楽しみです。

私も元代表のはしくれとして、
高校生をはじめとした皆さんに
なんらかの形でサポートし続けて
いきたいと思います!