2011年5月19日木曜日

講演
























上記の著者である
妹尾堅一郎さんの記念講演が
社内で行われましたので参加してきました。

以前にこの本を読んだことがあり、
楽しみにしていましたが、
期待を超える内容で2時間弱の時間が
あっという間に過ぎてしまいました。

賢い人の話を聞くと
自分自身も賢くなったような
錯覚に陥りますね。笑

それにしても
刺激的な時間でした。

やはり、人の話を聞くのは、
ナマに限りますね。

ダイレクトに響きます。

余談ですが、
先生の話を聞いているうちに
私のフィールドである
アメリカンフットボールに例えると
どうなるのかなぁと一人想いに耽っていました。

そしてあるタイトルを
思いつきました。

「ベンチプレスで勝る選手が
なぜフットボールで負けるのか」
~ベンチプレスだけで勝つ時代ではない~

・・・ええやん。
しっくりきたで。笑

これはある意味、
非常に興味深いテーマです。

昔はベンチプレス至上主義でしたよね。

特に私が大学4回生の頃は
ベンチプレッサーの猛者達が
ひしめき合っていました。

なんせコーチにマーサ河口氏が
いましたからね。

1on1で弱い奴がおったら、
「お前ベンチ何kg挙げんの?」
「120kg?いや、そやから弱いねん。150kgは挙げんと。」
的な会話が一般的でしたよね。

今ではそんな会話は
現役時代のマーシーの口以外からは
一切聞こえてきません。

いや、もちろん、
ベンチプレスも大事ですけどね。

もちろん、フィジカルは大切。

でも、フィジカルといっても、
数値だけの話ではなく、
いかにフィールドで力を発揮できるのかという
「定量化できないフィジカル」が最近ではトレンドですよね。

それは「体幹」しかり。
「バランス系」しかり。

それらの「定量化できないフィジカル」で
カラダのあらゆる部分をコントロールした選手が
勝つんですね。今の時代は。

なんて考えていました。
先生、講演中に的外れな事考えてすいません。笑

そんな高付加価値で
技術オリエンテッドで・・・
という時代から、
それらを包括し、コントロールすることが出来る
「ビジネスモデル」で誰が勝つのか。
誰が主導権を握るのか。

常に握り続けないといけないですね。

企業が永続的に成長するために。
フットボールで勝ち続けるために。