先日読んだ新聞の記事です。
いてくれてありがとう。
確かこんなタイトルの記事だった気が。
この言葉を聞くと真っ先に
千佳世ちゃんの姿を思いだしました。
彼女は自分自身が存在していることだけで
支えてくれる家族や友人に喜びを与えることが
できると常日頃から想い生きていました。
また、このBlogにも彼女が生きた証として
生前に書きためた詞もまた紹介したいと思います。
さて、表題に戻りますが、
大阪に住む1組の
ご夫婦の話が記載されていました。
旦那さんが失明を伴う病気にかかり、
現在はほぼ見えなくなっているという内容でした。
私と同じ33歳。
今日に至るまでの道のりは
想像を超えた苦しみがあったと思います。
でも、奥さんは、旦那さんに対して、
「いてくれるだけでいい。いてくれてありがとう。」と。
旦那さんは、奥さんに対して、
「妻の笑顔はイメージできる。その笑顔で生きることができる。」と。
2人は言いきっていました。
「いてくれてありがとう。」
普段気が付かないが、
根底にあるこの感謝の気持ち。
最後の最後に
大切な人へ想う気持ち。
ホンマに真っ直ぐな
心から湧き出る感情だと思います。
こんな気持ちを
心の片隅に少しおきながら、
日々生きていきたいですね。