2011年5月18日水曜日

いてくれてありがとう。

先日読んだ新聞の記事です。

いてくれてありがとう。
確かこんなタイトルの記事だった気が。

この言葉を聞くと真っ先に
千佳世ちゃんの姿を思いだしました。

彼女は自分自身が存在していることだけで
支えてくれる家族や友人に喜びを与えることが
できると常日頃から想い生きていました。

また、このBlogにも彼女が生きた証として
生前に書きためた詞もまた紹介したいと思います。

さて、表題に戻りますが、
大阪に住む1組の
ご夫婦の話が記載されていました。

旦那さんが失明を伴う病気にかかり、
現在はほぼ見えなくなっているという内容でした。

私と同じ33歳。

今日に至るまでの道のりは
想像を超えた苦しみがあったと思います。

でも、奥さんは、旦那さんに対して、

「いてくれるだけでいい。いてくれてありがとう。」と。

旦那さんは、奥さんに対して、

「妻の笑顔はイメージできる。その笑顔で生きることができる。」と。

2人は言いきっていました。

「いてくれてありがとう。」

普段気が付かないが、
根底にあるこの感謝の気持ち。

最後の最後に
大切な人へ想う気持ち。

ホンマに真っ直ぐな
心から湧き出る感情だと思います。

こんな気持ちを
心の片隅に少しおきながら、
日々生きていきたいですね。